綾部市

Iターンで就農
現綾部万願寺甘とう部会役員

小畑哲也

〝百十名の産地＝綾部〟
として、名を通したい。

うちは夫婦二人で食べていける農業がしたいな、っていうことで現在までやってます。
幸い土地柄か皆さん良くしてくださって、機械借りたり、一からいろいろお世話になって、ええとこに来たなと思います。他の新規就農の話聞くとね、なかなか馴染めんかったりするようやけど、僕の場合はすんなり。今では好きなこと言わせてもらってます。

この辺りの土は、川沿いと違って粘土質で、ハウス建ててもジクジクして給排水には苦労してますね。それと、池水を引っ張ってきてるので、夏場に水位が下がると溶存率って言うんですか、酸素が少なくなるんですよ。それで、水の中に空気入れる装置を自分で考えて付けたんです。水が通ることによって空気引っ張る、液肥引っ張る原理があるんですが、それと同じようなもん見つけて自動潅水してます。

綾部で最初の頃思ったのは、万願寺＝舞鶴っていうのがね、なんか僕は嫌というか、綾部としてもっと名が通ったらいいなあって。かと言って、丹の国では響かへんと思うんです、そこもわかるんですけど、ジレンマですね。今年から綾部部会でもLINEグループを作って、新規就農の人が質問しやすいようにとか、情報交換とか、目的は何でも、いろんな活用したらええんちゃうの、って思いで始めています。